2015年03月13日

桃子、勝負の年 リオ五輪へ例年と違った戦い 

国内女子ゴルフが先週の「ダイキンオーキッド」(沖縄?琉球ゴルフ倶楽部)で幕を開けた。今年は、例年とはちょっと違った戦いが見られそうだ。2016年リオ五輪で、112年ぶりに正式種目に復帰するゴルフの“日本代表”への道である。

 五輪の総出場枠は男女各60人。すでにJOCから15年度(15年1月1日から16年3月31日まで)の強化選手が発表されている。女子は大山志保、横峯さくら、成田美寿々、上田桃子、森田理香子、鈴木愛、酒井美紀、原江里菜の8選手だ。

 世界ランク15位以内なら無条件で出場でき、各国最大4人だが、日本は大山の49位(3月2日現在)が最高のため、常識的に考えれば、出場枠は2人となりそうだ。(ミズノJPX850アイアン

 そんな中、リオに目を輝かせているのが上田桃子である。「マジでリオを目指したい。国を背負うのは普段のツアーでは感じられない重み…。だって日本中が応援してくれるんですよ」

 目下、ランク69位で日本人では大山、横峯、成田に続く4番目だが、差はない。今季の成績がそのまま“リオへの道”へつながるとあって、意欲満々なので ある。07年には諸見里しのぶと組んで国別対抗戦の第3回W杯(南アフリカ)に出場したが、14位に終わった。国を背負う重みを実感しただけに「今度こ そ…」の思いが募る。(MP-H5アイアン

 6年間戦った米ツアーから日本に主戦場を移した昨季…。開幕の頃は予選落ちを繰り返したが、8月の「キャットレディス」など2勝を挙げて復活した。リオ 五輪強化選手に選ばれたことで、宮崎?フェニックスCCを無料で使えるメリットを生かし、年明け1月には師弟関係を結んでいる男子プロの谷口徹らと合宿を 敢行、今季に備えた。

 つい先日、『かんぽ生命』と専属契約を結び、5年ぶりにスポンサーも付いた。「自分が、まだまだだなと思うこともありますが、ケガさえなければ、結果が出せる準備はしてきたつもりです」と話している。

 07年に5勝を挙げて賞金女王になった桃子の“リオへの道”挑戦。各トーナメントに一喜一憂するのもいいが、リオへの軌跡もまた、面白そうだ。  


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2015年03月05日

日本スポーツ大賞新人賞に鈴木愛 LPGA&GTPAに続き新人3冠目!

22日、都内にて「第47回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞」の授賞式が行われ、今季日本女子プロで史上最年少優勝を果たした鈴木愛が「新人賞」に選ばれた。鈴木は「LPGAアワード新人賞」、先日の発表された「GTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)ルーキー・オブ・ザ・イヤー」に続き、新人タイトル3冠目。

 同賞は、プロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年(昭和43年)の「第1回日本プロスポーツ大賞」より毎年開催。過去に女子プロゴルフ界では、87年に米女子ツアー賞金女王に輝いた岡本綾子が「大賞」を受賞、2004年に宮里藍、07年に上田桃子がそれぞれ「最高新人賞」に輝いていた。(ゼクシオ8アイアン

 今季初めてツアーにフル参戦した鈴木は『日本女子プロゴルフ選手権大会』で初優勝を達成。20歳128日での同大会制覇は、06年に宮里藍が樹立した年少優勝記録(21歳83日)を1年近く更新する快挙だった。その後も活躍を続けたルーキーは、最終的に賞金ランキング13位と堂々たる成績を残している。

 同賞受賞にあたり鈴木は「今回、このような賞をいただき、大変嬉しく思います。一生に一度の賞ですし、他の競技の選手と一緒に選ばれることはまた違った嬉しさがあります」と喜びのコメント。さらに「来年は複数回優勝できるように頑張ります」と、15年の一段の活躍を誓ってみせた。(ミズノMP-4アイアン

 また、樋口久子が「特別賞」を受賞。ゴルフ以外の競技では、日本人初の全米オープン決勝進出を果たしたプロテニスの錦織圭が「大賞」に、大相撲の横綱・白鵬、プロ野球のソフトバンク、オリックスの金子千尋投手が「殊勲賞」に選ばれ、昭和以降で最も早く関脇に昇進した逸ノ城が「最高新人賞」に選出されている。



  


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2015年02月06日

ゴルフ=宮里藍はイーブンパー、雨で中断の選手続出

[5日 ロイター] - 米女子ゴルフツアーのピュアシルク・バハマ・クラシックはバハマにあるパラダイス島のオーシャンクラブGC(パー73)で初日のラウンドを行い、大雨によるサスペンデッドとなるなか、ホールアウトした宮里藍はイーブンパーで暫定30位だった。(ゼクシオ7アイアン

宮里美香は12ホールを終えて2アンダー、上原彩子は11ホールまで1アンダー。横峯さくらは5ホールでイーブンパーだった。

ラウンドを終えた選手のなかでは、ブルック・パンケーキ(米国)が6アンダーで暫定首位に立った。




  


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2014年09月15日

イスラム国 国家同様の統治

【カイロ秋山信一】イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム教過激派組織「イスラム国」が、イラクの旧フセイン政権の残党を取り込み、単なる過激派集団の枠を超え国家同様の統治を行っていることが14日、複数の対立組織のメンバーや研究者の証言で分かった。イスラム国のバグダディ指導者をトップに集団指導体制を敷き、評議会や支配地区を区分けして知事も任命し、イラク・シリアで次々と支配地域を拡大している。
複数の対立組織のメンバーや研究者によると、バグダディ指導者は2003年のイラク戦争前後までイスラム礼拝所(モスク)の説教師だったとされ、イスラム国の前身組織に加わる前は政治や軍事の経験はなかった。その経験不足をフセイン政権時代の政府軍の元将校らが補っているという。

 イスラム国の最高指導部はバグダディ指導者と2人の元将校で構成され、イラクとシリアに分けて戦闘や支配地域の統治などを総括。最高指導部の下には10人前後からなる評議会を設置し、集団指導体制を敷く。

 評議会メンバーは戦闘や戦闘員の勧誘、広報など部門別の責任者を兼ね「内閣」のような役割を持つ。全てイラク人で、元将校のほか政治・行政の経験を持つフセイン政権与党バース党の元党員もいる。さらに支配地域を区分けして十数人の「知事」を置く。

 フセイン政権の残党がイスラム国と結びついたのは、イラク戦争後に政府軍が解体され、バース党幹部が公職から追放されたためだ。フセイン元大統領は自身と同じイスラム教スンニ派を重用していたが、新政権への移行は人口の約6割を占めるシーア派が主導。不満を募らせた元政権幹部が、スンニ派のイスラム国に流れる土壌ができた。

 その一人が、バグダディ指導者の「右腕」だった元将校のハッジ・バクル氏だ。バグダディ指導者は10年に前指導者が米軍に殺害された後、イスラム国の前身組織を率いた。この時、バグダディ氏を推挙したのが、軍事・情報部門を率いていたバクル氏で、組織内のライバルを暗殺し、バグダディ指導者が権力基盤を固めるのに貢献した。

 「ナンバー2」の地位を獲得すると、12年に本格化したシリア内戦への介入や、新国家建設計画を主導した。対立組織にスパイを送り、戦闘員の取り込みを図るなど組織拡大のキーパーソンだった。バクル氏は今年1月の戦闘で死亡し、現在は側近で同じ元将校のアブ・アリ・アンバリ氏が後を継いでいる。さらにシリアとイラクの管轄を分担するため、別の元将校が指導部に加わった。

 イスラム国は一連の侵攻で、油田や交通の要衝、ダムなど重要インフラを集中的に狙うなど戦略性の高さが際立っている。政治経験を持つ人物がいるためインフラの重要性を熟知しており、米国などとの戦闘経験が豊富な元将校が指揮しているため、「洗練されたこれまで見たことがない組織」(ヘーゲル米国防長官)となっている。

 過激派に詳しいイラク人の安全保障専門家のヒシャム・ハシミ氏は「フセイン政権は政教分離の世俗主義で、宗教色が薄かった。だがシーア派中心の政府に排除され、スンニ派の元幹部らがイスラム原理主義に染まった」と指摘する。

 【ことば】イスラム国

 イラクとシリアにまたがる地域で勢力を拡大するイスラム教スンニ派の過激派組織。国際テロ組織アルカイダ系組織などから派生し、2013年にシリア内戦に本格参戦した「イラク・レバント・イスラム国」(ISIL)が14年6月に「イスラム国」に改称、イスラム教教義に厳格に従った国家樹立を宣言した。アルカイダは2月に関係を断絶する声明を発表している。  


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2014年09月06日

白骨遺体 虐待でも母に恋しさ写真

 昨年4月、横浜市の雑木林で山口あいりちゃん(当時6)の白骨遺体が見つかった事件で、死体遺棄と暴行の罪に問われた母親の山口行恵被告(32)に対し、横浜地裁は5日、懲役2年(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。
人なつこくて愛された。字の練習を頑張っていた。あいりちゃんは、楽しみにしていた小学校に通えぬまま、6歳で命を絶たれた。

 「お茶やってけよー」

 ばあば(曽祖母)の口ぶりをまねては、道行く人に話しかけた。「あーこは、人の輪に入るのがうまかった」。茨城県の実家で5歳まで育てた祖父(59)は思い出す。

 元夫の暴力から逃れて一時、実家に戻った娘の行恵被告(32)は居着かず、出て行った。居所の定まらない娘では養育できないと思い、孫を預かった。生後10カ月。ハイハイもできなかった。祖父は右腕を枕代わりに毎日寝かしつけた。

 4歳で保育園に入り、平仮名の練習を始めた。「じいじに」と書いた手紙を何通もくれた。苦手だった「あ」の字を覚えると、大好物のオムライスに「あいり」とケチャップで得意げに書いてみせた。

 保育園で他の親子を見るうち、月に1度会う程度の母への恋しさを募らせた。「ママと一緒に暮らしたい」。2011年6月、行恵被告が連れ出した。「行恵がやっと育てる気になった。実の親と暮らすのに、引き留める理由はない」。祖父は寂しさを押し殺した。  


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2014年09月01日

自民幹事長 小渕氏起用が焦点

安倍首相が9月3日に行う内閣改造・自民党役員人事では、首相が目玉人事として検討している小渕優子・元少子化相の幹事長起用が実現できるかどうかが焦点だ。

 小渕氏は2012年12月の第2次安倍内閣の組閣の際に党三役入りを断ったとされ、小渕氏が所属する額賀派に大きな影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長も小渕氏の要職起用には慎重ではとの見方もある。首相はこうしたことも踏まえ、丁寧に調整を進める考えだ。

 「幹事長は重すぎる」

 青木氏周辺は8月31日、小渕氏の幹事長起用が検討されていることに、心配を口にした。

 青木氏は、小渕氏を将来の首相候補としてじっくり育て上げたい考えで、小渕氏に対し、党三役や重要閣僚は安易に受けず、党務の経験や人脈作りを地道に行うようアドバイスしているとされる。

 実際、小渕氏は第2次安倍内閣の際、安倍首相から「私も当選3回で幹事長をやった」と党三役入りの要請を受けたが、30代という年齢では若すぎるなどとして断った経緯がある。

 ただ、小渕氏も40歳となり、今回の人事については周辺に、「受けるかどうかは打診されてから考える」と語っている。

 額賀派内には、「幹事長は自ら取りにいきたいポストであって、断る話ではない」(ベテラン議員)と期待する声もあるが、同派では現在も青木氏の影響力を無視できず、青木氏の意向がカギを握るとの見方が出ている。  


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2014年08月25日

エボラ熱、コンゴで西アフリカと別に発生確認

[フリータウン/ロンドン 24日 ロイター] - アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱とは別に感染が確認された。コンゴのカバンゲ保健相によると、首都キンシャサから1200キロ離れた北部の赤道州でエボラ出血熱の発生を確認。西アフリカで猛威を振るうエボラウイルスとは種類が異なるという。

医療従事者5人を含む13人が死亡したという。

一方、西アフリカのシエラレオネでは、医療従事者として働いていた英国人男性の感染が確認され、24日に英空軍の輸送機で本国に向けて搬送された。英国人の感染が確認されたのは初めて。

ロンドンの隔離された医療施設で治療を受けるという。英保健省によると、感染した男性の容態は「現時点で深刻に悪化している状態ではない」としている。男性の身元については明らかにされていない。

エボラ出血熱についてはこれまでに少なくとも1427人が死亡。ほとんどの死者はシエラレオネ、リベリア、ギニアで出ている。また、ナイジェリアでは5人が死亡している。

また、世界保健機関(WHO)は、シエラレオネに派遣していた医療従事者1人がエボラ出血熱に感染したと発表した。WHO関係者の感染が確認されたのは初めて。シエラレオネの政府筋によると、感染したのはセネガル人の専門家だという。  


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2014年08月19日

「蚊」がいなくなっている…

 「今年は蚊に刺されない」。人々の口から、こう不思議がる声が聞かれる。大阪府が10年以上にわたり府内で蚊の種類などを調べるために捕獲している蚊の数も、近年は減少傾向にある。この夏、大阪だけでなく各地で35度を超える気温を記録。専門家によると、猛暑になると、卵を産む場所の水たまりが干上がるほか、成虫でも生命を維持することが困難になるという。かつて夏と言えば、蚊に刺されることが、花火やかき氷などとともに季節を感じさせる「風物詩」だったが、それが変わりつつあるのだろうか。(張英壽)

■「1回もありません」

 大阪ミナミの南海なんば駅前広場。喫煙所が設置され、木々や植栽もある。今月の真夏の日暮れ、集まった人たちに「最近蚊に刺されたか」と聞いてみた。

 「今年は1回も刺されていません。言われてみて、気づきました。もともとよく刺されるほうで、例年汗をかくと刺される。今年はいつもよりも汗を多くかいているのですが」

 大阪府和泉市の専門学校生の女性(44)はそう答えた。

 大阪市西成区のパート従業員の女性(54)は「何十年も前と比べたら蚊は少なくなっていると思う。刺されたら、赤くなってぷくっと膨らみができるが、歩いてる人を見ても、そんなのはない。今の蚊は弱いのかな」。大きな木が近くにあったが、「こんな木の下でも虫はいないね」と話した。

 確かになんば駅前で観察すると、行き交う薄着の人たちに、はっきりわかる蚊に刺された痕はない。植栽や木の近くに立っても、蚊は飛んでいなかった。

 このほかにも、兵庫県伊丹市の女性会社員(27)が「例年十数回刺されるが、今年は3回くらい」、大阪市の男性会社員(52)が「子供のころは刺された。いまの家は一戸建てだが、今年はあんまり刺されない」という。

■捕獲数、10年で3分の2に

 実際に蚊は減っているのか。

 大阪府は平成15年から蚊の種類などを調べるために、蚊が活動する時期に府内15~17カ所で複数回にわたり調査。調査方法や時期が異なる15年を除き、年ごとの1回あたりの捕獲数の平均値を算出すると、16年は31・61匹と最も多く、17年が30・01匹と次ぐ。これに対し、昨年の25年は21・95匹、24年は20・48匹。16~25年の10年間でほぼ3分の2に減っている。最少は20年の19・25匹だった。

 調査は捕獲装置を置き、一晩で集まった蚊の種類やウイルスを調べる。年ごとに数字はばらつきがあり、増減もしているものの、おおむね減少傾向にあるといっていい。そのはっきりした原因はわからないが、近年日本列島を襲っている猛暑が背景にあるとの説もある。

 大阪府の調査でも、1回あたりの捕獲数の平均値では「観測史上最も暑い夏」と言われた22年は前年比で減少している。21年は22・97匹だったが、22年は20・68匹となった。

 調査主体のひとつの大阪府環境衛生課の担当者は各年の調査結果について「雨や風といった気象条件に左右され、単純比較はできない」とするが、「暑く雨が降らなければ水たまりが干上がり、蚊が卵を産む場所が少なくなるということはいえる」と指摘する。

 蚊が産卵する場所は水がたまるところで、水が滞留していることが条件だ。卵がかえると、ボウフラという幼虫になる。水が流れる場所では、卵も流失してしまう。その水たまりが少なければ、当然個体数を増やせない。

 さらに担当者は20、30年の長い歳月の変化として、コンクリートやアスファルトがまちに増え、水たまりが減っていることも原因ではないかという。

■最適環境は25度

 ところで血を吸うのはメスの蚊だけで、卵を産むための行為。京都府保健環境研究所によると、オス、メスがふだん食べるのは蜜や果物の汁、樹液などで、血とはほど遠い。蚊の寿命は1カ月ほどで、卵からかえり成虫になるまでは10日ほど。繁殖に適した夏の間は、産卵と孵化(ふか)、成長が繰り返されるという。

 大阪府によると、日本で代表的な蚊は、ヒトスジシマカと、アカイエカ。ヒトスジシマカは一般に「ヤブカ」と呼ばれるまだら模様の蚊で、水が少ない環境でも幼虫は育つ。これに対し、アカイエカは「イエカ」と呼ばれ、その名の通り赤褐色の体色が特徴で、住宅や田園が残るような場所に多く、比較的水の量が多いところで幼虫が育つ。

 蚊対策を行う害虫防除技術研究所(千葉県八千代市)の白井良和所長もこうした蚊について「水たまりが減れば幼虫が減ってしまう」としたうえで、高温になると虫が死んでしまう可能性を指摘する。

 「アカイエカ、ヒトスジシマカとも最適な環境は25度前後。アカイエカは30度以上、ヒトスジシマカは35度以上になると死ぬ可能性があるが、高温になれば日陰にいく。ただ、高温が続くと長生きはできない」

 晴れの日が続き、高温となり、その影響で水たまりが減る。そうなれば、蚊にとっては生きにくい環境になるわけだ。

 今夏はどうか。

 気象庁によると、大阪市では、7月25日に37・1度の気温を記録。同26日には35・7度。8月1日には34・5度、同5日には34・7度を記録するなど厳しい暑さが続いている。

 ただ、8月7日に発表された近畿地方の1カ月予報では、「平年に比べ晴れの日が少ないでしょう」とし、平均気温は「平年並みの確率50%」。また日照時間は「平年並みまたは少ない確率ともに40%」となっている。蚊の生息にいいのか悪いのか微妙だ。

 大阪府では今年も蚊の捕獲調査をスタート。今回は15カ所で実施し、最初の6月下旬は合計453匹、2回目の7月上旬は合計512匹、3回目の7月下旬は合計512匹だった。昨年は1回目が220匹、2回目は732匹、3回目は579匹。大阪府の担当者は「捕獲にはいろんな条件があるのでこれだけで今年の傾向はなんと言えない」と説明する。

 統計からは今夏、蚊が多いか少ないか判断が難しいが、刺されるのを防ぐには対策を講じなければならない。蚊取り線香や殺虫剤などを製造し、「KINCHO」の商標で有名な大日本除虫菊(本社・大阪市西区)の広報担当者は「ハエ、蚊の殺虫剤の市場はまだまだ大きい」と指摘する一方、「ここ7、8年の傾向では、玄関などに置く虫除け商品の需要が高くなっている」と話す。  


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2014年08月11日

元SEを再逮捕

通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、顧客情報約2000万件を不正に複製し、持ち出したとして、警視庁生活経済課は11日、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で、住所不定の元システムエンジニア松崎正臣容疑者(39)を再逮捕した。
 逮捕容疑は6月27日、ベネッセのグループ企業「シンフォーム」(岡山市)の東京支社多摩事業所(多摩市)で、顧客情報約2000万件を自分のスマートフォンのSDカードに不正に複製した疑い。
 同課は、松崎容疑者が入手した情報を名簿業者(千代田区)に売却していたとして、営業秘密の開示容疑でも立件する方針。情報は少なくとも14社の名簿業者に流れ、学習塾など数百社に拡散した可能性もあり、実態解明を進める。   


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2014年08月05日

従軍慰安婦の碑、NY近郊で除幕

ニューヨーク市近郊のニュージャージー州ユニオンシティー市の広場で4日、いわゆる従軍慰安婦問題に関する石碑の除幕式が行われた。

 同種の碑は全米6か所目で、うち三つが同州内となった。碑文は同市の市長、行政委員会、市民の名で「日本帝国軍に強制的に性奴隷とされた何十万人もの韓国、中国、台湾、フィリピン、オランダ、インドネシアの女性と少女を記念して」と記された。

 式典でブライアン・スタック市長は「過去の出来事を繰り返さないよう若い世代に伝えるのに、米国内のことか海外のことかは関係ない」とあいさつした。  


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