2014年09月01日
自民幹事長 小渕氏起用が焦点
安倍首相が9月3日に行う内閣改造・自民党役員人事では、首相が目玉人事として検討している小渕優子・元少子化相の幹事長起用が実現できるかどうかが焦点だ。
小渕氏は2012年12月の第2次安倍内閣の組閣の際に党三役入りを断ったとされ、小渕氏が所属する額賀派に大きな影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長も小渕氏の要職起用には慎重ではとの見方もある。首相はこうしたことも踏まえ、丁寧に調整を進める考えだ。
「幹事長は重すぎる」
青木氏周辺は8月31日、小渕氏の幹事長起用が検討されていることに、心配を口にした。
青木氏は、小渕氏を将来の首相候補としてじっくり育て上げたい考えで、小渕氏に対し、党三役や重要閣僚は安易に受けず、党務の経験や人脈作りを地道に行うようアドバイスしているとされる。
実際、小渕氏は第2次安倍内閣の際、安倍首相から「私も当選3回で幹事長をやった」と党三役入りの要請を受けたが、30代という年齢では若すぎるなどとして断った経緯がある。
ただ、小渕氏も40歳となり、今回の人事については周辺に、「受けるかどうかは打診されてから考える」と語っている。
額賀派内には、「幹事長は自ら取りにいきたいポストであって、断る話ではない」(ベテラン議員)と期待する声もあるが、同派では現在も青木氏の影響力を無視できず、青木氏の意向がカギを握るとの見方が出ている。
小渕氏は2012年12月の第2次安倍内閣の組閣の際に党三役入りを断ったとされ、小渕氏が所属する額賀派に大きな影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長も小渕氏の要職起用には慎重ではとの見方もある。首相はこうしたことも踏まえ、丁寧に調整を進める考えだ。
「幹事長は重すぎる」
青木氏周辺は8月31日、小渕氏の幹事長起用が検討されていることに、心配を口にした。
青木氏は、小渕氏を将来の首相候補としてじっくり育て上げたい考えで、小渕氏に対し、党三役や重要閣僚は安易に受けず、党務の経験や人脈作りを地道に行うようアドバイスしているとされる。
実際、小渕氏は第2次安倍内閣の際、安倍首相から「私も当選3回で幹事長をやった」と党三役入りの要請を受けたが、30代という年齢では若すぎるなどとして断った経緯がある。
ただ、小渕氏も40歳となり、今回の人事については周辺に、「受けるかどうかは打診されてから考える」と語っている。
額賀派内には、「幹事長は自ら取りにいきたいポストであって、断る話ではない」(ベテラン議員)と期待する声もあるが、同派では現在も青木氏の影響力を無視できず、青木氏の意向がカギを握るとの見方が出ている。
Posted by golenty at 12:07│Comments(0)
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